絶望と小さい希望を感じたい時に見たい映画「オブリビオン 」

オブリビオン 2013年 主演:トム・クルーズ SF映画 好き度:★★★★★(結構満点)
----------感想-----------
 真実のさらに先の真実が救い用がなかった。。。。 現実って絶望のミルフィーユやんな。
こんな悲惨な真実なら 知りたくなかったよ
はよあの時に戻してくれよ (涙) 派と 真実を知ってこそ本当の未来がある!
の対峙のような現代にある縮図のようだなぁと思いました。

こんな絶望突きつけてどう回収するん?
と思いながら 最後にほっそい一筋の希望かな。でも、、え、大丈夫???

-----ネタバレ要素 感想&妄想------

劇中の世界観が好き。
無駄を排除した合理性重視で無機質な色味のないインテリア、プロダクトが好き。

そしてよくもまぁ。主人公とパートナーは長い事騙され続けたもんだ。
初見で見ている自分も同じく騙され続けていたのですがw 

私らが生きている現代、現実世界においても こういった幾層にも重なった洗脳のレイヤーは沢山あるんだろうなぁと他人事では見てられない気分になります。
そいでもって中盤、終盤、真実が明らかになるごとに全然明るくない未来。
むしろ絶望。 泣けるwwww

でもこの世界を変えようと命張るものたち。
世界よ明るくなってくれ!

最後ラストシーンでは主人公と本来の本妻である彼女との子が生まれていて、なんとなく地上も平和でキラキラしている感じがする。しかし種付けのオリジナルの主人公は地球救防衛のため既に死んでいる。そこにクローン旦那が登場!
この再会シーンでなんとなく希望を残して終わる。。

んですけどーーー!   他の区画で働いてる元クローン達は現在どうなっているのでしょうか?w

ボスのAIは倒されて指令はなくなり、各々解放され自由になってるんでしょうが、おそらくクローンは放置されたままなんだよね?
とか思うと数年後、すんごいことなりそうじゃない?と一抹の不安を同時に感じたのでした。